老化減速に霊鹿参
<腎精の履歴>
この間年が明けたと思ったら、気が付けば2月ですね。
よく「一年なんて、あっという間」といいますが
誰でも今まで過ごしてきた「あっ」の中に、
数えきれない喜怒哀楽をぎゅっと詰め込んで2014年を迎えました。
この「あっ」の積み重ねこそが人生といえますが、
こうして人生が続けられるのも身体の中にまだ腎精が残っているからです。
腎精とは 生まれてくる時に親からもらってくるエネルギーにして
「命の根っこ」です。
なぜ根っこかというと、3歳の時の自分も自分、今の自分も自分
だからです。
容姿が変化しても変わらないその人らしさが保たれるのは
この根っこがあるからです。
根っこが揺らぐと不安になって、根っこが枯れかかると認知症に近くなります。
腎精は消耗した分、食事で補われるのが基本ですが
おしっこ関係・冷え・老化・免疫・不安に関わる
腎の働きが弱くなっている場合、補いが不足していると考えます。
そのような時は消化吸収力を高めることと、腎精の補充を助けることが必要です。
生薬では紅参と鹿茸の「霊鹿参」です。