よくあるご質問

漢方薬は食前に飲むように指示されますが、食後に飲み忘れに気づいた時は?

飲み忘れに気づいた時にすぐにお飲み下さい。空腹時に比べると多少効果が落ちることもありますが、飲むことの方が大切です。

漢方薬は副作用がないと言われていますが?

一般的な食品でも体質に合わないことがあるように、漢方薬にも副作用はあります。 何か不都合な事があればすぐに医師・薬剤師にご相談下さい。

西洋医学と東洋医学の違いは?

西洋医学は病気の原因に対して治療しますが、東洋医学はその人の体質を整えていくことで病気を治療します。

漢方薬治療は時間がかかると言われますが?
体質を整えるには時間がかかることもありますが、風邪、腹痛や膀胱炎など急な病気に使われる漢方薬もあります。
漢方薬は保険がききますか?
医師により処方された漢方薬は保険が適応されます。
漢方薬を飲んでみたいのですが、費用はどれくらいかかりますか?
医師の処方の場合は保険適応されますので、保険で決められた一部負担金がかかります。薬局・薬店で購入する場合には、お店によって、また使用する漢方薬によって違いますが、1日500円~1,500円ぐらいかかります。
漢方薬の原料は何ですか?

植物は実や木や枝や根などが使われます。また、動物から取った物や鉱物が原料となるものもあります。そのままの状態で使うこともありますが、多くは乾燥させたり加熱したりしてから使われます。こうしてできた生薬を何種類も組み合わせて漢方薬は出来ています。

漢方薬には何種類の生薬が入っていますか?

漢方薬は何千年もかけて知識と経験を元にたくさんの種類が考えられてきました。 2種類の生薬しか入っていない漢方薬もありますし、20種類以上の生薬が入った漢方薬もあります。

漢方薬を飲んではいけない人はいますか?
基本的には大丈夫ですが、主治医や薬剤師にご相談されてから飲まれることをお勧めします。
病院の医薬品と一緒に飲んでも大丈夫ですか?

基本的には大丈夫ですが、主治医や薬剤師にご相談されてから飲まれることをお勧めします。

現在飲んでいる漢方薬の適応症と自分の病気が違うのですが?

漢方薬の適応症は、保険請求上多い症例をもとに決められたもので、体質を元に勧められる漢方薬とは一致しない場合があります。不安な場合は医師・薬剤師にご相談下さい。

漢方薬はよく体質改善のように言われていますが

喘息や更年期症状など慢性的な病気を、元気なころの体質に戻しながら、病気の元になった部分を漢方薬で治療していきます。この治療過程が体質改善と言われています。

東洋医療でよく体質といわれますが、体質とはなんでしょうか

東洋医学でいう体質は、親譲りで胃が弱いとか肝臓が弱いなどと言われるような、生まれつきの体質のことを主に言います。東洋医学では体質を心・肝・腎・脾・肺の5つに大きく分けて治療方針を立てます。また、健康維持や養生の場合もこの体質を基に行われます。