古血はなに?
体の中の古血は、漢方では瘀血(おけつ)と言います。
心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓も
古血いわば瘀血です。
それ以外に
糖尿病で最近話題によくのぼる
終末糖化産物(AGEs)なども血液のごみですから
ある意味、瘀血ともいえるでしょう
現在では、この終末糖化産物が血管を傷つける元凶で
これを作らないためにもHgA1cを下げておく必要が
血糖をとにかく低く安定させておく必要があるということです。
これ以外にも内出血のあとのかさぶたや
打撲や骨折後の出血痕
生理の時の残りの内膜や再吸収された血液
肩こりなどでうっ血した血液
手術後の内臓に残ったかさぶたなども
古血、瘀血の原因と考えます。
そのため
血液の瘀血であるごみを取り去ることは
健康維持にも、老化防止にも
必要なことですよ。