長引く咳でお困りの方に2 漢方薬編

昨日に続き咳をテーマに

  今回は漢方薬です

 

漢方薬の処方でも前回の食材は

  使われています

 

しぞや生姜がそうです

 急性期の咳の症状や風邪の症状では

  煎じる場合、

煎じるという言葉も大分死語になってきて

わからない方もいらっしゃるとは思いますが

生薬を水からいれて、最初沸騰するまでは

強火で、沸騰後はとろ火にして

処方内容によりますが、約半分まで煮詰める作業を

煎じるといいます

 

話を戻して

  煎じる場合には、急性期では生の生姜を用い

  慢性期になると乾姜を用いることが多いです

 

さて実際に手に入れやすいのは

   現在では漢方エキスの散剤か、錠剤でしょう

 

では処方名を書いておきますね

 

1.麦門冬湯・・最も代表的な処方です。乾いたようなから咳の症状にいいです

2.桔梗湯・・のどの痛みも伴っている咳の症状にいいです。

3.柴陥湯・・かなり激しい咳で、寝ていても起きてしまうような

        咳の症状にいいです

4.麻杏甘石湯・・ごほごほと胸に熱がこもったような咳の症状にいいです

5.苓甘姜味辛夏仁湯・・胃腸が弱く、虚弱体質の人の

                      長引く咳の症状にいいです

6.参蘇飲・・まだ微熱を伴うような咳の方に、

              また食欲がない方の咳の症状にいいです

7.小青竜湯・・体が冷えてくると咳をするような症状にいいです

8.響音破笛丸料・・声枯れやのどの違和感・不快感のある

                             咳の症状にいいです

9.柴胡桂枝乾姜湯・・咳や微熱の症状があり、のぼせ気味の状態で

                         長引くような咳の症状にいいです

 

簡単に解説していますので、

 詳しくは医師、薬剤師にお尋ねくださいね

漢方薬のほうが良く効く場合はあります

お困りの方は一度飲まれてみてはいかがでしょう

 

また漢方薬での効果の出方は

飲んでいる間が収まるのではなく

少しずつ咳の症状が軽くなったり

回数が減ったりと、西洋薬の薬とは

違った反応で、咳の症状が

軽くなることが多いです。

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