遺伝の優性、劣性
今まで普通に学校でも習っていた遺伝の法則の「優性」「劣性」を
誤解や偏見につながりかねなかったり、分かりにくかったりするとして、
日本遺伝学会が改訂して用語集としてまとめたとか。\(^_^)/
メンデルの遺伝学の訳語として使われてきた「優性」「劣性」は、
遺伝子のの特徴の現れやすさを示すにすぎないのですが、
優れている、劣っているという語感があり、誤解されやすく、
「劣性遺伝病」と診断された人はマイナスイメージを抱き、不安になりがちなため、
見直しを進め、「優性」は「顕性」、「劣性」は「潜性」と言い換えるそうで。
他にも、「バリエーション」の訳語の一つだった「変異」は「多様性」にし
遺伝情報のの多様性が一人一人違う特徴となるという基本的な考え方が
伝わるようにするとし、色の見え方は人によって多様だという認識から
「色覚異常」や「色盲」は「色覚多様性」としたそう。(*_*)
敏感になりすぎるのも良くないですが、言い回し一つで印象が変わるなら
我々も面倒がらず少しずつ変えていく事が大切かもしれませんね(^_-)-☆
O.K.