梅雨のめまいに・・・
<水液内停>
梅雨時に出やすい症状の一つに
ぐるぐる目が回るタイプのめまいがあります。
このような時は朝から全身がだるく、動くのもおっくうです。
しかも頭痛や耳が塞がっている感じが抜けず腰は重く、
膝には曲げる度に痛みが走り、夕方になれば、
ふくらはぎから足首にかけてパンパンにむくんで、
靴下のゴムの跡だけへこんでいます。
これらの症状はみな、水分代謝が悪くて起こっています。
東洋医学では 症状と症状の間に隠れている因果関係を
重視するので、梅雨の症状は ひとまとめにして「水液内停」と考えます。
水液内停の原因の一つに「腎」のエネルギー不足があります。
腎はおしっこ関係・冷え・老化・免疫・不安に関わる「身体の湯たんぽ」で
水分代謝に大きく関わっています。この時期は梅雨寒に加えて空調による
除湿で身体は冷えています。
補腎の鹿茸は梅雨の不定愁訴にも対応できる生薬です。
「鹿茸」とお腹を守る「紅参」の入った「霊鹿参」で、梅雨を乗り切りたいものですね。