夏の冷え症

昔の話、あまりにも古すぎる話ですが

戦国時代の武将が

ある農家に立ち寄り水をもらったそうです。

最初に出されたのが

  熱いお茶

次に出されたのが

  常温のお茶

最後に出されたのが

 流れる川の水で出したお茶

それを飲んで武将は感動したそうです。

昔の人はすごいです。クーラーなくても夏の過ごし方を

会得していたんですね。

まず最初に熱いお茶を飲むことで

 胃腸の動きを活発にして水分の代謝を改善するだけでなく

 汗を出すことで気化熱を利用して、体温を下げる

 気化熱とは夕方に道路に打ち水をするようなものです。

その後温度を下げたお茶を飲んでいくことで、

 体にしみいるように、水分が吸収されやすくなり

 脱水症状を防ぐだけでなく

ひどい口の渇きから解放されやすくなります。

 

思い出して見て下さい、冷たい飲み物は

 確かにおいしく感じて、いくらでも飲めますが

 逆にいくら飲んでも口の渇きは取れません

そのためにどんどん冷たいものを内臓に入れる

その結果として夏の冷え症が出来上がります

決してクーラーだけの責任ではないです

内臓が冷えていると、本来寝るときには

日中は体の外側を守っている陽気が

寝るときには内臓を守るためにも

内臓に入っていくのが健康な体だと

東洋医学ではされています。

所が冷え切った内臓だと、陽気が入ってく隙間もなく

結局睡眠が浅いとか、寝付けない、すぐに目が覚めるなどの症状になります

ギンギンに冷えたビールを飲んで、アルコールで始めはねつけても

すぐに目が覚めてトイレに行ったり

一度目が覚めると次はなかなか寝付けないなどの症状がある方は

内臓の冷えのためのですのでご注意を

ましてや目が覚めて寝れないからと

さらにビールを飲むのはご法度ですよ。

ちなみにドイツではホットビールなるものもあります

腹風邪のときや、風邪のときに日本で言う卵酒のようにして

温めたビールを飲むそうです。

ビールの本場ドイツでは、日本ほどビールは冷やさないそうですよ

あんなにコップの周りに霜がつくようなことはあまりないそうですが

そのドイツの文化も、だんだんに本の影響を受けて

温度が下がったとは言ってますがね。

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